
――アタシの狙ってるカレはサッカー好き。
でもアタシは全然興味がないし。
イロっち。さぁ。出番です!
桃色遊戯2号(調布市 21歳)
ああ。そうですね。よくあるケースです。えてして、男のロマンという
ものは、女性にはわからないことが多いのです。例えば、合コンでイロ
がいかに、壬申の乱を、ドラマチックかつロマンスを交え、熱く、そう、
裸足で歩けないぐらい熱い夏の砂浜のように語ったとしても。例えば、
アームストロング砲について、自分の実存すべてをかけて話したとして
も、女性にはなかなか理解できないものなのです。
またその逆もあるといえるでしょう。あなたがいかにセルライトと戦っ
ているか。アンチエイジングがいかに人生において重要なことかを語っ
ても、悲しいかな、男の大脳新皮質には届かないものなのです。
えてして価値観と言うものは、あいいれないものなのです。人は誰かの
為に生きるものだと、イロは思うのですが、誰かを完全に理解するとい
うことは、夏の花火のように、永遠に手に入れることのできない。ただ
それだけで儚い夢なのかもしれません。そう、夏の幻のように。――し
かし、イロは愛の伝道師なので、方法がないわけではありません。
――もうちょっとスペースを有効に使えればねぇ。
それでだけでOKです。それをサッカー観戦してる間中、90分間、だだ
それだけを言いつづけてください。それだけでなんとかなります。
■カレの趣味についていけな〜い!
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※この記事は二○○四年『愛するより愛され隊』(アコナイトメディア)より発表
されたものを、とくに手も加えようともせず、新たに編集したものです。
−IRO& CHEMICAL CORPORASHIONS


