〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
恋人を想う気持ちはあなたを裏切らない
恋人を疑う気持ちが
あなたを欺くのです――。
――愛の言霊――
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜僕の初恋はとても長くて、6年間ずっと片思いを続けていました。中学
高校とずっと好きでした。どれぐらい好きだったかと言えば、部屋にあ
る親父が社員旅行で行った北海道みやげの木彫りの熊に「マキ」と、彼
女と同じ名前をつけて、その日々の恋模様を話しかけていたぐらい好き
でした。そしてその卒業の日。一大決心をした僕は駅まで一緒に帰って、
その途中で告白しようと思っていたのですが、声をかけようとした瞬間
彼女は、母親の車にのって帰ってしまったのです。「とんだ茶番劇さ」
と僕は苦笑いして、あまりの悔しさに、とりあえずエロビデオを借りて
その日は帰ったのですが、今思うのは『どうして、タクシーを呼びとめ、
‘前の車を追ってくれ’と言わなかったのか?』ということです。みな
さん。今しか生きられない時間を大切にしてください。愛はみかえりを
求めます。人魚姫が、声を失ったように………。
■待つことすら喜びだったあの頃を思い出して『恋』はあなたに喜びを与えます、そして『愛』はあなたに幸せをもた
らすでしょう。『恋』はあなたを不安にし、『愛』はあなたに信じる強
さを教えてくれます。男性は、あなたが考えているいじょうに臆病で、
いつも何かに怯えています。男なんて所詮そんなものです。いつハゲる
かと怯え、大殺界に怯え、いつも必要以上にドキドキしながら自動改札
をくぐり、ラジオやCDのクラクションにびくっとしたり、まあとにか
く、男は臆病なのです。《恋》が《愛》まで昇華してない時、男性は、
「いつこの恋を失うのか?」そんな思いでいっぱいで、だからこそ、女
性を試したりするのです。そう、この僕ですらかつて彼女を疑い『授業
中に手をあげて俺を好きだって、もし言えたら抱いてやるぜ』なんて、
そんなことしたらクラス中に「人格というか精神を疑われる」無理を要
求し、彼女を困らせたこともありました………。
もしも状況からなかなか恋が芽生えなかったら?恋をする環境が整って
ない場合は?兵法三十六計の【抛磚引玉】は、甘い餌に飛びついてきた
男を手玉にとるという恋の高級テクニックの一つです。
■遠くから見つめているだけで幸せだったのに ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
〜気軽に始めた恋を愛に変えた美穂(22歳)の底力〜
美穂:「………いっつもこんなに早く来てるの?」
健二:「うん………まぁ………」
二人きりのオフィスで、それぞれ仕事の準備。やがて…。
美穂:「あのね。川崎君。ちょっと動かないで。」
美穂、椅子の後ろから健二にキスをし、耳元でささやく。
美穂:「あのね。アタシ、好きかも………」
健二:「……でも丸山達が伊東さんは誰とでもやる女だって……」
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲いやぁ。ドキドキですね。どうなってしまうのでしょうか?書いてる自
分ですら先が読めません。このように【抛磚引玉】というのは、自ら高
嶺の花になることを避け、てごろな女になることによって相手をゆだん
させ、本当の愛を手に入れるという手法なのです。そう、仁義の世界に
おいては「追われるものより、追う方が強い」のですが、恋愛の世界で
は『追う方より追われるもののほうが強い』のです。恋愛は好きになっ
た方が負けです。恋愛とは、好きにならなければいいのです。なんだか
自分でもよくわからなくなってきましたが、ここで美穂はてごろな女か
ら最高の恋人になる魔法の言葉を告げるのです。その言葉とは――。
美穂:「バカね…アタシがこんなことするのはカワサキ君だけよ………」来たよ。これです。例えばとある場所にいって『アタシ初めてなの』と
言うのが「ふざけんな!」でも『こんなことするのは××君だけよ』と
いうのは、なんか切ない夏色のメモリーです。すでに彼女であったり、
結婚しているのなら、こんなことするのは自分だけなのは当たり前なの
に、俺は、というか世の男は毎回言われたいのです。是非、今晩あたり
言ってみては?
〜兵法に学ぶ女の恋愛学 その17【抛磚引玉】