2005年11月27日

超能力を使ってしまおうかとおもったが、我慢した午後

  
嫌な連中を相手にして、ちょっと人を見下したような態度が鼻について
俺はよほど超能力をつかってしまおうかと思ったが、超能力はそんなこ
とにつかうもんじゃないと我が一族の掟にあるので、なんとか自制した。

まったく。俺がバカのふりをしているのは、世をしのぶ仮の姿であって、
本当は自転車の前カゴを知らない間に4台同時に少し凹ませるぐらいの力
(超能力)があるのだ。それを隠すために阿呆のフリをしているのだが、
やはり俺も人間なので、バカにされると多少気になるというか、実は凹む。

そんなこんなで俺が嫌な気分になっていると《亜美ちゃん》が来て、こ
んなことを言うのだ。

『だってバカなんだからしょうがないじゃん』
「だよね。あいつ等なんか相手にしたってカロリーの無駄だよね」
『違うよ。イロちんが、バカなんだよ』
「あ、そうか、俺、バカだった。あは、あはははは。そうだそうだ。」

――そうだよ。イロちん。……バカが一番素敵で、一番偉いんだよ。
kame03.gif
《亜美ちゃん》………いつも、ありがとう。俺は
トイレで少し泣いた。

ふと、ミツバチになって、花の中で全身これ花粉
まみれになって、『かぁーっ!たまんねえなあ!
畜生ーっつ!
』と、身もだえしたい。と、そんな
ことを考えて、まさかな………と苦笑いする。

ハクション大魔王の最終回を思い出して、見上げた空は潤んでいて、
それは僕の涙なわけで。それを話したら《サイトウユウコ》が、『赤毛
のアンのマシュウが死ぬときは、もっと泣けます
』なんて言うのだ。こ
の女は、そんなことを言うのだ。そして――。毎日いろんな人にかこま
れて、訳がわからないまま、ぼくは今日もひとりぼっちです。ハクショ
ン大魔王は帰ってきません。どんなに懐かしんだって、時代は逆戻りし
ません。僕等は――。

まだ出会ってすらいないんだ。きっと。

                              ■猫もつれてゆこう、好きにやればいい
  
posted by イロ室長 at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 土曜はカメムシを探しにU | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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