
――この物語は
青春ノイローゼと戦いながら
愛を捜し続けた一人の男の
壮絶な記録である。
(「アコナイト旬報」より)
==《めばえ》ぼくのせいちょうにっき INDEX==
●ワンカップ大関で神様が笑って僕ら ●イロさん一回しゃべったらもう‘俺の女’きどりですよね
●ヴィンセント・ヴァン・ゴッホになりたかった ●日曜の午後に彼女が来て一緒にアルバムをみるような時間
●朝から軽く頭痛がしたヴァージンキラー ●先生、佐藤ゆいちゃんのリコーダーを盗んだのは僕です
●親しさを冷たさで表す人と言われて ●彼女は何処にていても「感じのいい人」でありつづた
●6月の組曲・君の傘が人ごみに消えてゆく ●助手席の彼女をそっと「ついたよ」と揺り起こした
●女の子の部屋には一人で上がらないルール ●泣きながらちぎった写真を手のひらに繋げてみるの
●想像することをジョンと約束したから僕は ●始業式、ポニーテールの君はパラゾールの匂いがしたね
●馬小屋を火事にしたのはセーラに決ってるわ! ●2月の日溜りで僕と君は遅い春を待ち望んでいた
●アイツもだんだん所帯じみてくるなぁ… ●そしていつか眩しげに、この季節を眺めるんだ
●いつかまたこの場所で君と巡り合いたい ●男っぽい大きな字を書く女の子に会いにゆく
●タバコ屋の看板娘を探す旅’2005 夏――。 ●空っぽの下駄箱に君のネームプレートだけ残ってて
●朝起きて「おはよう」と言える幸せとか ●本当にひとりぼっちの人間なんていないのだ
●イロ君、今日は泊まっていったらどうだ?
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〜あとがきという名のお手紙〜
さて、長い間ご愛顧いただいた《めばえ ぼくのせいちょう日記》です
が、ここで物語を一旦閉じようとおもいます。それにつきましては色々
あるのですが、一つは、なんだか最近やりきれなくなったことと、きっ
と本当の《愛》なんて探すものではないと思ったからです。
――そう。《愛》ってきっと心の中にはじめからあるものだから。
最近、とみに神がかっている僕はそれにようやく気づき、今、誰にもた
よることなく、はじめて、自分の足で、世の中と向かい合おうとしてい
ます。期待に胸をふくらませ、そして同じくらいの不安をいだいて、で
もやっぱり後悔だけはしたくないから………。
希望の光を足元に照らしながら、今道なき道を歩もうとしている――。
平成17年10月 カインズホーム白山店にて 著者
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■《めばえ》ぼくのせいちょう日記 《完》
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