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<title>土曜日はカメムシを探しに</title>
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<description>  －IRO＆ CHEMICAL CORPORASHIONS</description>
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<item rdf:about="http://doyoubihakamemusi.seesaa.net/article/41813988.html">
<title>《ｲﾛ日記SP》朝起きたら泣きながら寝ていたことに気づいた。</title>
<link>http://doyoubihakamemusi.seesaa.net/article/41813988.html</link>
<description>    ――昼寝から起きた夕方、自分が泣いていたことに気づいた。  さっきまで楽しい夢を見ていたはずなのに。起きた時はひとりぼっちで、ベットの窓、カーテンの隙間から薄暗い雲が見えると、ひどく非現実的 な気持ちになる。時間の中に置き忘れたままの、油絵の中の主人公になったような気持ちだ。（うまく言えないけど）。結局、情緒不安定で。そんな時の僕は、たくさんの記憶を鮮明に思い出すことができる。匂いや息遣いまでも。   ★★★１５歳の秋から冬にかけて、自由になるほとんどの時間を僕とその...</description>
<dc:subject>土曜はｶﾒﾑｼを探しにⅡ</dc:subject>
<dc:creator>イロ室長</dc:creator>
<dc:date>2007-05-14T23:23:26+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
  　　<br /><span style="color:#0098CB;">――昼寝から起きた夕方、自分が泣いていたことに気づいた。</span> <br /><br /><img src="http://doyoubihakamemusi.up.seesaa.net/image/tidori1.jpg" alt="tidori1.jpg" width="114" height="86"align="left"  /> さっきまで楽しい夢を見ていたはずなのに。起き<br />た時はひとりぼっちで、ベットの窓、カーテンの<br />隙間から薄暗い雲が見えると、ひどく非現実的 <br />な気持ちになる。時間の中に置き忘れたままの、<br />油絵の中の主人公になったような気持ちだ。（う<br />まく言えないけど）。結局、情緒不安定で。そん<br />な時の僕は、たくさんの記憶を鮮明に思い出すことができる。匂いや息<br />遣いまでも。 <br /><br />　　★★★<br /><br /><span style="color:#999999;">１５歳の秋から冬にかけて、自由になるほとんどの時間を僕とその少女 <br />は、公民館と一緒になったふるぼけた『町立図書館』ですごした。友達 <br />といえる友達が（友達というものが、心が通った温かい関係だとしたら） <br />いない僕に、どうして彼女が興味をもったのかはわからない。僕が『不 <br />規則動詞一覧表』を暗記しているそばで、彼女は机につっぷして寝てい <br />た。冬の淡い日差しが、書架の間に光りの塵をうつしていた。それはま <br />るで、第二次大戦末期のベルリン博物館のような静けさであったし、ま <br />た、パブロ・ピカソが愛情のおもむくままに描いた、愛妻のイラストの <br />ようでもあった。 </span><br /><br />　　★★★<br /><br /><span style="color:#0098CB;">――そして彼女は泣いていた。机につっぷして眠りながら泣いていた。</span> <br /><br />彼女は夢を見たという。『海に雨が降っている夢』を。見渡す限りの大 <br />海原に、細く冷たい雨が降りしきる風景。それがただずっと続いていて。 <br />『とても穏やかなの。ただひたすらね。穏やかなのよ。ね。ｲﾉｳｴ君は<br />わかる？海の上に降る雨って不思議じゃない？』　　<br /><br />　<br />　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■朝起きたら泣きながら寝ていたことに気づ
]]></content:encoded>
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<item rdf:about="http://doyoubihakamemusi.seesaa.net/article/38940175.html">
<title>《ｲﾛ日記》娘が生まれたら成城に引っ越す腹を決めた</title>
<link>http://doyoubihakamemusi.seesaa.net/article/38940175.html</link>
<description>  ――大人になって、初めて食ったものがある。  ドリア。レバ刺し。イカ墨のパスタ。もずく。……大体、マックだって、 東京に来てはじめて食ったし、喫茶店でコーヒーを飲んだのも東京に来てから。第一、田舎の人に、サテンで、時間を潰すなんて発想はない。 国道沿いに『ドライブイン』や『パチンコ屋』や『ラブホ』は鬼のようにあっても、喫茶店は存在しないのだ。そして今日、運命の日……。 ステーキ屋で家人と肉を食ってると、隣りの席に家族連れが来た。ひと しきり肉と戯れた後、ふと隣りを見ると、...</description>
<dc:subject>土曜はｶﾒﾑｼを探しにⅡ</dc:subject>
<dc:creator>イロ室長</dc:creator>
<dc:date>2007-04-16T22:31:51+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
  <br /><span style="color:#0098CB;">――大人になって、初めて食ったものがある。</span> <br /><br /><img src="http://doyoubihakamemusi.up.seesaa.net/image/tidori1.jpg" alt="tidori1.jpg" width="114" height="86"align="left"  /> ドリア。レバ刺し。イカ墨のパスタ。もずく。…<br />…大体、マックだって、 東京に来てはじめて食っ<br />たし、喫茶店でコーヒーを飲んだのも東京に来て<br />から。第一、田舎の人に、サテンで、時間を潰す<br />なんて発想はない。 国道沿いに『ドライブイン』<br />や『パチンコ屋』や『ラブホ』は鬼のようにあって<br />も、喫茶店は存在しないのだ。そして今日、運命の日……。 <br /><br />ステーキ屋で家人と肉を食ってると、隣りの席に家族連れが来た。ひと <br />しきり肉と戯れた後、ふと隣りを見ると、小学生の姉妹が、ステーキを <br />食っているのだ。<span style="color:#FF6500;">俺は大人になってちゃんと市民税や健康保険を払うよ <br />うになってはじめて、ステーキを食べれるようになった。</span>いや、ステー <br />キとは名ばかりの代物を、母ちゃんがコープで買ってきて、それを食っ <br />たこともあるが……それが………この、まだ初潮もまだってガキが、ス <br />テーキを食って、しかもほとんど手をつけず残して『ラブ＆ベリ』のカ <br />ードフォルダなんか眺めているのだ。 <br /><br />俺は、よほど『それ、食べないんだったら、いい？』って言おうかと思 <br />った。畜生。ガキは、ベタにハンバーグだろう。どうして？どうして？ <br />どうして何だ？と呟いて、俺は自分のふがいなさに、唇を噛みしめた。 <br /><br /><span style="color:#0098CB;">―――東京。この街が憎い。 </span><br /><br />俺はいつか小金をこつこつ溜めて。娘が生まれたら成城に引っ越すのだ。 <br />そして、娘を自分の家から成城大まで歩いて通学させるのだ。それを俺 <br />の一生をかけた復讐劇にしようと思いながら、店を出た。春の宵の風が、 <br />こころなしか冷たかった。 <br /><br />　　　　　　　　　　　　　　　　　　■娘が生まれたら成城に引っ越す腹を決めた
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://doyoubihakamemusi.seesaa.net/article/38857634.html">
<title>《ｲﾛ日記》管理課の女が俺を胡散臭げに見ていた。</title>
<link>http://doyoubihakamemusi.seesaa.net/article/38857634.html</link>
<description>  管理課の女が、うさんくさそうに俺を見て「え？」と言った。――「だから“眼鏡手当て”申請したいんだけど。」 俺は早く用紙をよこせばりに手をカウンターに出していた。そう、ついさっき《由美ぶ》に『えーっ？ｲﾛっち、眼鏡手当てもらってないの！？眼鏡かけてる人は、一日千円付くんだよ。』と言い、小嶋も『あれ、知らなかったんですか？月２万ぐらいでるのに』というので、あわててＤ棟の管理部までとりに来たのだ。『ほら、眼鏡かけてる人は一日千円付くってやつなんだけど』「いや、そういう手当てはな...</description>
<dc:subject>土曜はｶﾒﾑｼを探しにⅡ</dc:subject>
<dc:creator>イロ室長</dc:creator>
<dc:date>2007-04-16T00:23:45+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　　<br />管理課の女が、うさんくさそうに俺を見て「え？」と言った。<br /><br />――「だから<span style="color:#FF3200;">“眼鏡手当て”</span>申請したいんだけど。」<br /><br /><img src="http://doyoubihakamemusi.up.seesaa.net/image/tidori1.jpg" alt="tidori1.jpg" width="114" height="86"align="left"  /> 俺は早く用紙をよこせばりに手をカウンターに出<br />していた。そう、ついさっき《由美ぶ》に<span style="color:#0098CB;">『えー<br />っ？ｲﾛっち、眼鏡手当てもらってないの！？眼鏡<br />かけてる人は、一日千円付くんだよ。』</span>と言い、<br />小嶋も『あれ、知らなかったんですか？月２万ぐら<br />いでるのに』というので、あわててＤ棟の管理部<br />までとりに来たのだ。<br /><br />『ほら、眼鏡かけてる人は一日千円付くってやつなんだけど』<br /><span style="color:#FF3200;">「いや、そういう手当てはないんですが……」</span><br /><br />そこではじめて俺は気づいた。そして、もう二度とＤ棟付近を歩けな<br />いと思った。<br /><br />　★★★<br /><br /><span style="color:#999999;">　　　あまりしゃべらないけど、だけど後で<br />　　　たくさんのことを聞いたような気持ちになる、<br />　　　イロっちってそんな人。アタシにとってそんな人だよ</span>。<br /><br />今日の思い出を言葉に残して。どうしようもならない痛みの中から、<br />何かを必死にとりだそうとしていて。身を焦がすような愛情すらと<br />どかない、そんなひどく穏やかで静寂な瞳に、君は手をかけている。<br /><br /><span style="color:#0098CB;">春の日差しの中、手のひらで、心地よさ気に弄んでいる。</span><br /><br /><br />　　　　　　　　　　　　　　　　　■管理課の女が俺を胡散臭げに見ていた
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://doyoubihakamemusi.seesaa.net/article/38660118.html">
<title>《ｲﾛ日記》世の中の奴らが俺のことばかり意地悪するので</title>
<link>http://doyoubihakamemusi.seesaa.net/article/38660118.html</link>
<description>――世の中の奴らが俺のことばかり意地悪するので。 だから俺は歩いて会社まで いっている。というのは守衛の野郎が、君の家から会社までの距離は、１．９㌔で、２㌔に100ｍたりないから、バイク通勤は認めないと、許可証を没収したからだ。その夜俺は泣いた。大体自転車はよくてバイクはダメなんてどういう理屈だろう？きっと俺がカッコイイからだ。男の嫉妬ほど辛辣なものはないというからなぁ。でもそれはしょうがないじゃない。そこらいにる兄ちゃんと、俺では背負ってきた悲しみが違うのだ。そうか、だから...</description>
<dc:subject>土曜はｶﾒﾑｼを探しにⅡ</dc:subject>
<dc:creator>イロ室長</dc:creator>
<dc:date>2007-04-14T00:26:01+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<span style="color:#0098CB;">――世の中の奴らが俺のことばかり意地悪するので。</span><br /><br /><img src="http://doyoubihakamemusi.up.seesaa.net/image/tidori1.jpg" alt="tidori1.jpg" width="114" height="86"align="left"  /> だから俺は歩いて会社まで いっている。というの<br />は守衛の野郎が、君の家から会社までの距離は、<br />１．９㌔で、２㌔に100ｍたりないから、バイク通<br />勤は認めないと、許可証を没収したからだ。その<br />夜俺は泣いた。大体自転車はよくてバイクはダメ<br />なんてどういう理屈だろう？<br /><br /><span style="color:#FF3200;">きっと俺がカッコイイからだ</span>。男の嫉妬ほど辛辣なものはないというから<br />なぁ。でもそれはしょうがないじゃない。そこらいにる兄ちゃんと、俺で<br />は<strong>背負ってきた悲しみ</strong>が違うのだ。そうか、だからか……。だから俺にな<br />ついている彼女達は時々悲しげに俺を眺めるのだ。所詮かなわぬ恋なのだ<br />と………ま、それはいいとして。 <br /><br />しかし、どうして世の中の奴らは俺のことばかり意地悪するのだろう？ <br />世の中の薄汚い、小知恵の効いた奴らが、要領よく上級公務員になって <br />ここぞとばかりに男としての劣等感から俺にし返しするので、追徴課税 <br />をされてしまった。だから俺は休みの日もバイトするはめになって。 <br /><br /><span style="color:#0098CB;">『誰か手のあいている人にどんどん《自分から》仕事を教えてもらって、 <br />　ＧＷ明けにはにはシフトに入れるように。』 </span><br /><br />でた。そういうやり方は。自主性の尊重。いうのではなくて、無責任と<br />いうのですよ。「……しょっぺぇ所に来たなぁ」と思いつつ。俺は「…<br />……………………」だった。（←人見知りして誰にも聞けず、ぼーっと<br />突っ立ってる）。 <br /><br /><span style="color:#0098CB;">３０過ぎてそんな気持ちを味わうとは思ってもみませんでした。</span> <br /><br />　　 <br />　　　　　　　　　　　　　　■家はセルフサービスだからと内藤の母ちゃんが言った
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://doyoubihakamemusi.seesaa.net/article/31429331.html">
<title>《ｲﾛ自作選集3》チカちゃんと「キクチ理容室」と巨乳と</title>
<link>http://doyoubihakamemusi.seesaa.net/article/31429331.html</link>
<description>――歯科検診でひっかかっちまってよぉ。C３が三つもあんのよ。 部活の帰りらしい制服の《チカ》ちゃんはそう言うと、僕のとなりにどかっと座りこんだ。片膝であぐらをかくと女性週刊誌をペラペラめくりはじめ「なんだよ、エロ記事はねえのかよ。夏のセックス白書」と不満げにつぶやく。それから、待合室の水槽を見ながら、『なんで歯医者にはきまって熱帯魚の水槽があるんだ？』と、まじめな顔で僕に聞いたけど、僕はそれに答えられなかった。たまたま僕らは歯医者で一緒になったのだ。 ★★★そして夏休みの１４...</description>
<dc:subject>土曜はｶﾒﾑｼを探しにⅡ</dc:subject>
<dc:creator>イロ室長</dc:creator>
<dc:date>2007-01-15T01:16:02+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<span style="color:#0098CB;">――歯科検診でひっかかっちまってよぉ。C３が三つもあんのよ。</span><br /><br /><img src="http://doyoubihakamemusi.up.seesaa.net/image/tidori1.jpg" alt="tidori1.jpg" width="114" height="86"align="left"  /> 部活の帰りらしい制服の《チカ》ちゃんはそう言<br />うと、僕のとなりにどかっと座りこんだ。片膝で<br />あぐらをかくと女性週刊誌をペラペラめくりはじ<br />め「<span style="color:#FF3200;">なんだよ、エロ記事はねえのかよ。夏のセッ<br />クス白書</span>」と不満げにつぶやく。それから、待合<br />室の水槽を見ながら、<br /><br /><span style="color:#0098CB;">『なんで歯医者にはきまって熱帯魚の水槽があるんだ？』</span><br /><br />と、まじめな顔で僕に聞いたけど、僕はそれに答えられなかった。たま<br />たま僕らは歯医者で一緒になったのだ。<br /><br />　★★★<br /><br />そして夏休みの１４歳と１１歳はならんで、しばし無言になった。沈黙<br />に耐え切れず、「また<span style="color:#0098CB;">ぱっつん</span>にしたんだね。前髪変だよ」言ったら、<br />思いっきりひっぱたかれた。でも<span style="color:#FF3200;">僕は《ちか》ちゃんにひっぱたかれる<br />のが好きだから</span>、ホントはわざと言ったのだった。チカちゃんは友達に<br />小学校から行ってるおっさん床屋「<strong>キクチ理容室</strong>」で髪を切っているこ<br />とを隠している。<br /><br />　★★★<br /><br />午後、家に帰ってから留守番を頼まれる。こんなときに限って、誰も遊<br />びにこない。いや、山岡くんが来たのだけど、山岡君が前に遊びに来た<br />とき、電話の横に置いてあった二千円がなくなったことがあったので、<br />それ以来、家に上げてはいけないことになっていて、僕は適当に嘘を言<br />って山岡君を帰してしまった。ギラギラ光る――、<br /><br /><span style="color:#0098CB;">夏の日差の中、山岡君の後姿はまるで「つげ義春」の一コマみたいで。</span><br /><br />　★★★<br /><br />夜、寝る前に絵の宿題をやろうとして、画用紙を広げた。《夏の一番の<br />思い出》というテーマだった。僕は４Ｂの鉛筆を出して、歯科助手の巨<br />乳が僕の顔にのってる絵を描いて。…まさかね。と破り捨てる。<br /><br />僕がマスターベーションを覚えるまで、あと２年３ヶ月あった。<br /><br />　　　　　　　　　　　　　　　　　　■チカちゃんと「キクチ理容室」と巨乳と
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://doyoubihakamemusi.seesaa.net/article/31367854.html">
<title>《ｲﾛ日記》テレビがあれば友達、マジで要らないとあの娘が言うからⅡ</title>
<link>http://doyoubihakamemusi.seesaa.net/article/31367854.html</link>
<description>  ――趣味？…テレビ。テレビがあればアタシ、多分友達要らない。 そういう彼女は、俺が職場で一番気が合う仲だ。――趣味？スノボと、スキューバかな。という「まい子」を、俺は力いっぱい凝視して、おっぱらった。「ここはおまえさんのような、かたぎの来る店じゃねえ」たぶん俺はそういいたかったのだ。 ★★★『 俺と横山君と、たまに由美ぶ① 』――俺は後期試験のまっただ中だったから成人式いけなかったわけ。と俺が言うと、横山が「成人式なんていらねっすよ」という。なぜ？と問うと『バカだから』と...</description>
<dc:subject>土曜はｶﾒﾑｼを探しにⅡ</dc:subject>
<dc:creator>イロ室長</dc:creator>
<dc:date>2007-01-13T23:48:42+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
  <br /><span style="color:#0098CB;">――趣味？…テレビ。テレビがあればアタシ、多分友達要らない。</span><br /><br /><img src="http://doyoubihakamemusi.up.seesaa.net/image/tidori1.jpg" alt="tidori1.jpg" width="114" height="86"align="left"  /> そういう彼女は、俺が職場で一番気が合う仲だ。<br />――趣味？<span style="color:#FF3200;">スノボと、スキューバ</span>かな。という<br />「まい子」を、俺は力いっぱい凝視して、お<br />っぱらった。「ここはおまえさんのような、かた<br />ぎの来る店じゃねえ」たぶん俺はそういいたかっ<br />たのだ。<br /><br /><br />　★★★<br /><br />『　俺と横山君と、たまに由美ぶ①　』<br /><br />――俺は後期試験のまっただ中だったから成人式いけなかったわけ。<br /><br />と俺が言うと、横山が「成人式なんていらねっすよ」という。なぜ？<br />と問うと『バカだから』と一言。それから「あんなの二回目のオナニ<br />ーみたいなもんっすよ。」そして「<span style="color:#FF3200;">茶番ですよ茶番っ！</span>」と大きく叫<br />びながら、休憩室を出て行った。そしたら隣で枝毛をとっていた《由<br />美ぶ》がいきなりこっちを振り向き――。<br /><br /><span style="color:#0098CB;">『ね、イロっちにとっての９・１１以降って何？』</span><br /><br />と、真顔で聞いてきたので、俺は怖くなって休憩室を出て行った。<br /><br />　★★★<br /><br />真夜中のキッチンで、なにもやることが思いつかない。仕事から帰って <br />きて、ソファで横になっているうちに、寝ちゃって、中途半端な時間に <br />起きてしまう。さあ、これからどうすればいいのだろう？ <br /><br />結局は君が決めなきゃ意味がないことなんだ。自由って実際すごくリス <br />キーなんだよ。リスキー。<br /><br /><br /><br />　　　　　　　　　　　　　　　　　■躾（しつけ）のつもりでやった。
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://doyoubihakamemusi.seesaa.net/article/29515498.html">
<title>★度胸と巨乳ひとつで世の中を渡ってきた２１歳に漢字を教える８</title>
<link>http://doyoubihakamemusi.seesaa.net/article/29515498.html</link>
<description>   ――あ、イロっち。３係の原田君。やっぱりアタシに気があるって！休憩室に入るなり、《有里》たちが嬉しそうな声で俺に言った。俺は、無言で、テーブルの上にある紙をとりあげ、破いてゴミ箱に投げ捨て、胸ぐらでつかんで、しぼりだすような声で語りかけた。――会社で、「こっくりさん」を、やるなっていったろ？したら俺を探していたらしく「あ、いたいた」という声とともに、Ｆカップがやって来てまた漢字の読みを聞く。――《運命》ふーっ。俺は天を仰いだ。仰ぐと同時に、「ゆとり」教育もここまできたの...</description>
<dc:subject>土曜はｶﾒﾑｼを探しにⅡ</dc:subject>
<dc:creator>イロ室長</dc:creator>
<dc:date>2006-12-12T23:36:07+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
 <br /> <br /><img src="http://doyoubihakamemusi.up.seesaa.net/image/tidori1.jpg" alt="tidori1.jpg" width="114" height="86"align="left"  /> <span style="color:#0098CB;">――あ、イロっち。３係の原田君。やっぱりアタ<br />シに気があるって！</span>休憩室に入るなり、《有里》<br />たちが嬉しそうな声で俺に言った。俺は、無言で、<br />テーブルの上にある紙をとりあげ、破いてゴミ箱<br />に投げ捨て、胸ぐらでつかんで、しぼりだすよう<br />な声で語りかけた。<br /><br /><span style="color:#0098CB;">――会社で、「こっくりさん」を、やるなっていったろ？</span><br /><br />したら俺を探していたらしく「あ、いたいた」という声とともに、Ｆ<br />カップがやって来てまた漢字の読みを聞く。――《運命》<br /><br />ふーっ。俺は天を仰いだ。仰ぐと同時に、<span style="color:#FF3200;">「ゆとり」教育もここまで<br />きたのか</span>と嘆息した。また同時に「戦争に負けるということは、こう<br />いうことなのか」と泣きたくなった。<br /><br />――宝田。これは《<strong><span style="color:#FF3200;">運命【さだめ】</span></strong>》って読むんだぞ。<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■昭和任侠伝　Ｆカップとすごした日々８
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://doyoubihakamemusi.seesaa.net/article/29311400.html">
<title>《ｲﾛ日記》それは一時の愛情よりも繊細ではかない何かだった</title>
<link>http://doyoubihakamemusi.seesaa.net/article/29311400.html</link>
<description>   築城で大事なのは「縄張り」、構造なんだ。……この城は関東平定を目ざす秀吉の１万５千の軍勢に力攻めされ、一日で落ちた。篭城らしい篭城をする暇もなかった。「……面白い？」『うん。』昨日、会社で「城跡を見に行く」というと。亜美ちゃんが『アタシも行く』とせがんで。僕らは人気ない晩秋の森の小道を、枯葉を踏みながら並んで歩いた。二人の間に色あせた冬の写真のような時間が流れた。 ★★★「とてもうまくできてる。」『何？』この子はいつも相手の目をしっかり捕らえてから話す。「美しい。機能的...</description>
<dc:subject>土曜はｶﾒﾑｼを探しにⅡ</dc:subject>
<dc:creator>イロ室長</dc:creator>
<dc:date>2006-12-10T00:32:08+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　　<br /><img src="http://doyoubihakamemusi.up.seesaa.net/image/tidori1.jpg" alt="tidori1.jpg" width="114" height="86"align="left"  /> 築城で大事なのは「縄張り」、構造なんだ。……<br />この城は関東平定を目ざす秀吉の１万５千の軍勢<br />に力攻めされ、一日で落ちた。篭城らしい篭城を<br />する暇もなかった。<span style="color:#FF3200;">「……面白い？」</span>『うん。』<br />昨日、会社で「城跡を見に行く」というと。亜美<br />ちゃんが<span style="color:#0098CB;">『アタシも行く』</span>とせがんで。<br /><br />僕らは人気ない晩秋の森の小道を、枯葉を踏みながら並んで歩いた。<br />二人の間に色あせた冬の写真のような時間が流れた。<br /><br />　★★★<br /><br />「とてもうまくできてる。」『何？』この子はいつも相手の目をしっか<br />り捕らえてから話す。<span style="color:#0098CB;">「美しい。機能的に。完結している」</span>だけどこの<br />山城は人を守れず、そして誰もいなくなり歴史から忘れ去られ、完結し<br />たまま時は積み重なっていく。深海につもるプランクトンの死骸のよう<br />にね。<span style="color:#FF3200;">……僕はそんな『時間』を感じる場所が好きなんだ。</span><br /><br />『レイ・ブラッドベリの小説のように。』<br />そう！亜美ちゃん。まさにレイ・ブラッドベリの小説だよ。<br /><br />　　★★★<br /><br />本丸の石垣跡に座ると、さびしげな多摩丘陵が一望でいた。『まだ、す<br />ごくあったかいよ』と言って、亜美ちゃんが、魔法瓶からコーヒーを渡<br />してくれる。あと小一時間もすれば、街に灯りがともりはじめるだろう。<br /><br /><span style="color:#0098CB;">「僕らはね。今。完結した時間の中にいる。」</span>意地悪な言葉に、亜美ち<br />ゃんが黙る。黙ったまま、ずっと足元の枯葉をつま先で弄んで。<br /><br /><span style="color:#999999;">　　　でも、でもアタシは先へ進まなければならない。行く先がなくて<br />　　　も行き止まりでも、答えがなくても、悲惨な結末でも、アタシは<br />　　　あなたから学ばなければならない。アタシはそう考えてる。</span><br /><br /><span style="color:#FF3200;">『アタシが成長するために、必要なことだと思うから』</span><br /><br />それは一時の愛情よりも、繊細ではかない何かだ。僕は、言いかけて口<br />をつぐんだ。<br /><br />　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■それは一時の愛情よりも繊細ではかない何かだった
]]></content:encoded>
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<item rdf:about="http://doyoubihakamemusi.seesaa.net/article/29240073.html">
<title>《iro日記》そして僕は「気持ちよく」生きてゆくのだ</title>
<link>http://doyoubihakamemusi.seesaa.net/article/29240073.html</link>
<description>――タイムカードを押すように、毎日が過ぎていくわけです。  ★★★『気持ちよく』生きること。  ★★★ それがすべてだ。時々それを忘れないようにしよう。感じのいい人でい ること。自分の考えを相手に押しつけないこと。相手の痛みを想像する こと。そう。――相手の痛みを想像すること。 『できるだけ、誰も傷つけないで生きていけたらといつも思ってる』 そう言った、シュウちゃんに少しでも近づけるように。強い何かをいつ も忘れないで生きてゆくのだ。――『気持ちよく』生きること。  誰も傷つ...</description>
<dc:subject>土曜はｶﾒﾑｼを探しにⅡ</dc:subject>
<dc:creator>イロ室長</dc:creator>
<dc:date>2006-12-08T23:59:28+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<span style="color:#0098CB;">――タイムカードを押すように、毎日が過ぎていくわけです。</span> <br /><br />　★★★<br /><br />『気持ちよく』生きること。 <br /><br />　★★★ <br /><br />それがすべてだ。時々それを忘れないようにしよう。感じのいい人でい <br />ること。自分の考えを相手に押しつけないこと。相手の痛みを想像する <br />こと。そう。――相手の痛みを想像すること。 <br /><br /><span style="color:#0098CB;">『できるだけ、誰も傷つけないで生きていけたらといつも思ってる』 </span><br /><br />そう言った、シュウちゃんに少しでも近づけるように。強い何かをいつ <br />も忘れないで生きてゆくのだ。――『気持ちよく』生きること。 <br /><br /><img src="http://doyoubihakamemusi.up.seesaa.net/image/tidori1.jpg" alt="tidori1.jpg" width="114" height="86"align="left"  /> 誰も傷つけないで生きていきたいというその気持<br />ち。そんな気持ちを、そんな気持ちになれる自分<br />を、大切に忘れずに、いつも、どんなときも、逃<br />げずに、開き直らずに、やさしい気持ちで、全て<br />にふれあえたのなら、それはきっと自分にとって<br />とても「気持ちいいこと」なのだ。 <br /><br /><span style="color:#999999;">『自分が傷つかないように、自分が損しないようにとか、自分がバカ <br />　にされてないかとか、自分が傷ついてないかとか、自分の立場ばか <br />　りいっつも気にしてるのって、それは人としてすごく《みっともな <br />　い》ことだよ。』 </span><br /><br />アンタ今、すごいみっともないよ。大体アンタは、ただでさえ《我が <br />強すぎる》んだから。と、《しぃ》に言われて反省して。<br /><br /><br />　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■『気持ちよく』生きること。
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://doyoubihakamemusi.seesaa.net/article/28869344.html">
<title>★度胸と巨乳ひとつで世の中を渡ってきた２１歳に漢字を教える７</title>
<link>http://doyoubihakamemusi.seesaa.net/article/28869344.html</link>
<description>   休憩室で新聞を読んでいると《横山》が口を挟んでくるので、うざったい。『そうか結婚できない30代か…』―「バカだから結婚できないんですよ」『求職中の人が増えてるんだなぁ…』―「バカだから首になるんですよ」。『いじめ問題ね……』「バカだから」。『しかしいっこうに景気よくならないな」―「バカだからですよ」。口癖の「バカだから」をうざったく聞いていたのだが、こうも連発されているうちに、なぜかこいつが、ただ者ではないような気がしてきたわけで。そうこうしているうちに、また巨乳が漢字...</description>
<dc:subject>土曜はｶﾒﾑｼを探しにⅡ</dc:subject>
<dc:creator>イロ室長</dc:creator>
<dc:date>2006-12-04T11:05:07+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
  <br /><img src="http://doyoubihakamemusi.up.seesaa.net/image/tidori1.jpg" alt="tidori1.jpg" width="114" height="86"align="left"  /> 休憩室で新聞を読んでいると《横山》が口を挟ん<br />でくるので、うざったい。『そうか結婚できない<br />30代か…』―「<span style="color:#FF3200;">バカだから</span>結婚できないんですよ」<br />『求職中の人が増えてるんだなぁ…』―「<span style="color:#FF3200;">バカだ<br />から</span>首になるんですよ」。『いじめ問題ね……』<br /><br /><br />「<span style="color:#FF3200;">バカだから</span>」。『しかしいっこうに景気よくならないな」―「<span style="color:#FF3200;">バカ<br />だから</span>ですよ」。口癖の「バカだから」をうざったく聞いていたのだ<br />が、こうも連発されているうちに、なぜかこいつが、ただ者ではない<br />ような気がしてきたわけで。そうこうしているうちに、また巨乳が<br />漢字を聞きに来る。<br /><br /><span style="color:#FF3200;">《都会》</span>。……俺は、字が読めないくせに携帯は俺より使いこなせる<br />２１歳の巨乳を横からながめ、とりあえず、<strong>でけえなぁ</strong>。と思った。<br />それから、TOEICだ、ワーキングホリデーだと言う前に、<span style="color:#0098CB;">お前の頭の<br />中が、「Yeah!めっちゃホリディ」だ</span>と思ったがあえて口には出さな<br />かった。<br /><br />――宝田。これは<strong><span style="color:#FF3200;">《都会【まち】》</span></strong>って読むんだよ。<br /><br /><br />　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■昭和任侠伝　Ｆカップとすごした日々７
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://doyoubihakamemusi.seesaa.net/article/28800813.html">
<title>《ｲﾛ日記》まわりりくどい男、受話器の向こうで何を語る？</title>
<link>http://doyoubihakamemusi.seesaa.net/article/28800813.html</link>
<description>――アタシさぁ。まわりくどい男って大っ嫌いだから。  自分に自信がないなら、自分の気持ちに、言葉に責任がもてないんなら、アタシにからんでこないで。そうゆうなるべく自分が傷つかないように傷つかないようにってしながら、相手に『かま』かけてくるようなやり方、とにかく嫌いだから。あんたのそうゆうとこ。鳥肌が立つぐらい嫌いだから。 なんだか、すごいことになってるので、俺はこっそり休憩室を後にした。 《のっこ》が髪をばっさり切った。 ――アタシ、今日から変わりますから。 『あぁ？』食堂で...</description>
<dc:subject>土曜はｶﾒﾑｼを探しにⅡ</dc:subject>
<dc:creator>イロ室長</dc:creator>
<dc:date>2006-12-03T10:15:31+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
――アタシさぁ。まわりくどい男って大っ嫌いだから。<br /> <br /><img src="http://doyoubihakamemusi.up.seesaa.net/image/tidori1.jpg" alt="tidori1.jpg" width="114" height="86"align="left"  /> 自分に自信がないなら、自分の気持ちに、言葉に<br />責任がもてないんなら、アタシにからんでこない<br />で。そうゆうなるべく自分が傷つかないように傷<br />つかないようにってしながら、相手に『かま』か<br />けてくるようなやり方、とにかく嫌いだから。あ<br />んたのそうゆうとこ。鳥肌が立つぐらい嫌いだから。 <br /><br /><span style="color:#0098CB;">なんだか、すごいことになってるので、俺はこっそり休憩室を後にした。</span> <br /><br />《のっこ》が髪をばっさり切った。 <br /><br /><span style="color:#999999;">――アタシ、今日から変わりますから。 </span><br /><br />『あぁ？』食堂で、ＮＨＫの昼のニュースを見ながら洋食ランチセット <br />をほおばる俺がきょとんとした。 <br /><br />結婚なんて誰でもやってることじゃないっすか？（ケンカ腰）でも、芸 <br />人になるのは誰でもできることじゃない。恋なんてベタなことしてる場 <br />合じゃないです。アタシ、今日から女を捨てて生まれ変わります。これ <br />アタシの決意です。受けとって下さい。 <br /><br /><span style="color:#FF3200;">小箱を開けると、髪の毛が入っていた</span>。軽く頭痛がしてチャイムが鳴る。 <br /> <br /> <br />　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■まわりりくどい男、受話器の向こうで何を語る？
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://doyoubihakamemusi.seesaa.net/article/28723498.html">
<title>★度胸と巨乳ひとつで世の中を渡ってきた２１歳に漢字を教える６</title>
<link>http://doyoubihakamemusi.seesaa.net/article/28723498.html</link>
<description>   ――今俺に一番足りないもの。それは『体当たりの演技』ではないだろうかとふと思い。隣で忙しく入力作業をしている《小嶋》に聞いてみた。小嶋の顔は「この忙しいのに」を如実に物語っていたが『だってイロさん役者じゃないでしょ』と言い、またパソコンに向かうのだった。と、乳で風を切りながら《宝田》がやってきて。その指先は『鼓動』を指していた。俺は軽くこめかみを押さえ、この先この巨乳はどうやって人生を送っていくのだろうと、哀れな気持ちになりつつ、カカオの量がどうのこうのと言う前に、頭脳...</description>
<dc:subject>土曜はｶﾒﾑｼを探しにⅡ</dc:subject>
<dc:creator>イロ室長</dc:creator>
<dc:date>2006-12-02T11:17:14+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
  <br /><img src="http://doyoubihakamemusi.up.seesaa.net/image/tidori1.jpg" alt="tidori1.jpg" width="114" height="86"align="left"  /> <span style="color:#0098CB;">――今俺に一番足りないもの。</span>それは<span style="color:#FF3200;">『体当たり<br />の演技』</span>ではないだろうかとふと思い。隣で忙し<br />く入力作業をしている《小嶋》に聞いてみた。小<br />嶋の顔は「この忙しいのに」を如実に物語ってい<br />たが<span style="color:#0098CB;">『だってイロさん役者じゃないでしょ』</span>と言<br />い、またパソコンに向かうのだった。<br /><br />と、乳で風を切りながら《宝田》がやってきて。その指先は<span style="color:#FF3200;">『鼓動』</span>を<br />指していた。<br /><br />俺は軽くこめかみを押さえ、この先この巨乳はどうやって人生を送って<br />いくのだろうと、哀れな気持ちになりつつ、カカオの量がどうのこうの<br />と言う前に、頭脳パンを毎日食えと思ったが、あえて言わなかった。<br /><br />――<strong><span style="color:#FF3200;">鼓動【ビート】</span></strong>って読むんだよ。<br /><br />俺の中の誰にも譲れないロックな何かがそう言ってしまうのだった。<br /><br /><br /><br />　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■昭和任侠伝　Ｆカップとすごした日々６
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://doyoubihakamemusi.seesaa.net/article/28688085.html">
<title>《ｲﾛ日記》気の合う友達ってたくさんいるのに今は気づかないだけ</title>
<link>http://doyoubihakamemusi.seesaa.net/article/28688085.html</link>
<description>  ――愛しの、内線４５番から電話がかかってくるのだ。 《亜ちゃん》の５Ｆ。『すごい夕焼けキレイだよ。みんなでさ、５時の休憩のとき、屋上に見 に行こうよ』というわけで、ぞろぞろクズどもを従えて屋上にいって。そこには、視界いっぱいにオレンジとピンクのパノラマが広がっていて。僕らの街を黄昏色に染め上げているのさ。 ――今僕はここに生きていて。手を伸ばせば届くところに君がいて。 憧れだった君と、今同じ道を歩いている。ただそれだけで、たってそれ だけのことさ。それ以上何を、僕は望むと...</description>
<dc:subject>土曜はｶﾒﾑｼを探しにⅡ</dc:subject>
<dc:creator>イロ室長</dc:creator>
<dc:date>2006-12-01T21:15:03+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
  <br /><span style="color:#999999;">――愛しの、内線４５番から電話がかかってくるのだ。</span><br /><br /><img src="http://doyoubihakamemusi.up.seesaa.net/image/tidori1.jpg" alt="tidori1.jpg" width="114" height="86"align="left"  /> 《亜ちゃん》の５Ｆ。『<span style="color:#0098CB;">すごい夕焼けキレイだよ。<br />みんなでさ、５時の休憩のとき、屋上に見 に行こ<br />うよ</span>』というわけで、ぞろぞろクズどもを従えて屋<br />上にいって。そこには、視界いっぱいにオレンジと<br />ピンクのパノラマが広がっていて。僕らの街を黄昏<br />色に染め上げているのさ。 <br /><br /><span style="color:#0098CB;">――今僕はここに生きていて。手を伸ばせば届くところに君がいて。</span> <br /><br />憧れだった君と、今同じ道を歩いている。ただそれだけで、たってそれ <br />だけのことさ。それ以上何を、僕は望むというのだろう？ <br /><br />　　★★★<br /><br />ときどき生きていることに不安になって、むしょうに誰かにすがりつき <br />たくなって、こういう時何でも話せる友達がいるっていいよね。<br /><br /><span style="color:#999999;">『なんかさ、いろいろうまくいかなくて、なんか鬱っぽいんだよね』 <br />「お前さ、今何時だとおもってんの？」 <br />『俺、このままありのままの自分でいて、いいのかなって思うんだよ』 <br />「俺、明日早いんだよ。つーか、まともに働いている人は寝てんだよ」 <br />『俺さ、これからどうしたらいいのかな？』 </span><br /><br /><span style="color:#FF3200;">「死ねば？」――ガチャリ。 </span><br /><br /><br />　　　　　　　　　　　　　　　　■気の合う友達ってたくさんいるのに今は気づかないだけ
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://doyoubihakamemusi.seesaa.net/article/28559901.html">
<title>★度胸と巨乳ひとつで世の中を渡ってきた２１歳に漢字を教える５</title>
<link>http://doyoubihakamemusi.seesaa.net/article/28559901.html</link>
<description>   ――プっ！おもしれ。５刷目ができたと大和書房から「ベタ辞典」が送られてきて、それを読んでるうちに笑いがとまらなくなった。誰だよ、作者は？と見ると、俺だった。と、隣から暴れ乳が、例によって、漢字を聞いてくる。辞書ひけよ。――《接吻》。こんな素敵な漢字もよめないのか？俺は唖然として、テレビはバラエティと心霊スペシャルしか見ないという２１歳の瞳を覗き込んだ。やはり、先輩にあったら一、二年は学校でも、街でも通り過ぎるまで頭を下げていなければならないという、夜露死苦な中学で多感な...</description>
<dc:subject>土曜はｶﾒﾑｼを探しにⅡ</dc:subject>
<dc:creator>イロ室長</dc:creator>
<dc:date>2006-11-29T23:41:01+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
  <br /><img src="http://doyoubihakamemusi.up.seesaa.net/image/tidori1.jpg" alt="tidori1.jpg" width="114" height="86"align="left"  /> <span style="color:#0098CB;">――プっ！おもしれ。</span>５刷目ができたと大和書房<br />から「ベタ辞典」が送られてきて、それを読んで<br />るうちに笑いがとまらなくなった。誰だよ、作者<br />は？と見ると、俺だった。と、隣から暴れ乳が、<br />例によって、漢字を聞いてくる。辞書ひけよ。<br /><br /><br /><span style="color:#FF3200;">――《接吻》</span>。<br /><br />こんな素敵な漢字もよめないのか？俺は唖然として、テレビはバラエテ<br />ィと心霊スペシャルしか見ないという２１歳の瞳を覗き込んだ。やはり、<br />先輩にあったら一、二年は学校でも、街でも通り過ぎるまで頭を下げて<br />いなければならないという、夜露死苦な中学で多感な思春期をすごして<br />しまうと、こうまで人間がゆがんでしまうのだろう。<br /><br />――《<strong><span style="color:#FF3200;">接吻（キス）</span></strong>》って読むんだよ。俺はやさしく微笑んだ。<br /><br /><br /><br />　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■昭和任侠伝　Ｆカップとすごした日々５
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://doyoubihakamemusi.seesaa.net/article/28551082.html">
<title>《ｲﾛ日記》僕は透明人間なので、見つけることはできないと思います</title>
<link>http://doyoubihakamemusi.seesaa.net/article/28551082.html</link>
<description>  ――なんかさ……そこにいるのにそこにいない人みたい。  「まあ、そうだろうね。」『どうして？』「だってずっと先にいるもの」『アタシよりずっと年上だから？』「違うよ。逃げてるんだ。誰からも、何からも。」 ――誰にも捕まらないように。 八王子から武蔵五日市を抜けて奥多摩へ向っている。夜に。僕は。今。ひ とり。アクセルを踏み切ってタイヤを滑らせて、曲がりきってほっとして。 そんな風にしか生きてることを確かめられないとしたら。それはきっと、 救いようのないぐらい、不幸なことなのだ...</description>
<dc:subject>土曜はｶﾒﾑｼを探しにⅡ</dc:subject>
<dc:creator>イロ室長</dc:creator>
<dc:date>2006-11-29T21:30:57+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
  <br /><span style="color:#999999;">――なんかさ……そこにいるのにそこにいない人みたい。</span><br /> <br /><img src="http://doyoubihakamemusi.up.seesaa.net/image/tidori1.jpg" alt="tidori1.jpg" width="114" height="86"align="left"  /> 「まあ、そうだろうね。」『どうして？』「だっ<br />てずっと先にいるもの」『アタシよりずっと年上<br />だから？』「違うよ。逃げてるんだ。誰からも、<br />何からも。」 <span style="color:#0098CB;">――誰にも捕まらないように。 </span><br /><br /><br /><br />八王子から武蔵五日市を抜けて奥多摩へ向っている。夜に。僕は。今。ひ <br />とり。アクセルを踏み切ってタイヤを滑らせて、曲がりきってほっとして。 <br /><br /><span style="color:#999999;">そんな風にしか生きてることを確かめられないとしたら。それはきっと、 <br />救いようのないぐらい、不幸なことなのだろう。誰かを愛することでしか、 <br />自分を感じることができないとしたら、それはどうしようもないほど悲し <br />いことなのかもしれない。でもね――。君に問いたい。 </span><br /><br />　★★★ <br /><br /><span style="color:#0098CB;">君に「やさしい」といわれるたびに、泣きたいような気持ちになるのさ。</span><br /><br />　★★★ <br /><br />誰にも混じり合わないように過ごしてきた。物心ついたときから。平凡さ <br />やありきたりのことを時々、がまんできないぐらい憎んだ。そんな風に生 <br />きてきた。誰かの受け売りや、口だけのことじゃなくて、僕は、本当にそ <br />うして来たんだ。『いっしょにされちゃたまんない』って…嫌な奴だよね。 <br /><br /><span style="color:#999999;">本当はね。正直なところ。《さびしい》んだ。どうしようもないぐらい、 <br />寂しいんだ。今もそして明日も、淋しくてさみしくてしょうがないんだ。 </span><br /><br /><span style="color:#0098CB;">――でも、それを言えずに、今日も働いて、生活して、生きている。 </span><br /> <br /> <br />　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■僕は透明人間なので、見つけることはできないと思います
]]></content:encoded>
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